marche marushu

ドールのある日常

アイペイント オビツヘッドとアゾンヘッド

オビツアゾンのヘッドの差のお話を少々。

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まずアゾン代表010娘さん。ホワイト肌。

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こちらオビツ21代表の天藍さん白肌。娘からは「アロマちゃん」と呼ばれています。

この子は私なりに手応えを感じた、思い入れの強い子です。

 

ペイントしていてまず思うのは、ニーモのほうがソフビの浸食感が強いです。絵の具の種類によって(厳しいと思ったのはリキテックスの赤)、みるみる染まり、ラッカーうすめ液でも拭き取り出来なくなります。こちら、下地のつや消しを噴いておいても…という状況でした。チークのパステルピンクもけっこう強く入ってしまい、うすめ液+ピカッときれいの合わせ技で調整しました。

 

対し、オビツはもう少し丈夫な感じです。書き直しをやりすぎた練習ヘッドはさすがに強く滲んでいますが、下地を噴いておけば一回ぐらいの書き直しに耐えてくれそうです。書き直しを繰り返すメイクスタイルなら、噴いておくほうが無難と思います。

 

頭の大きさはアゾンさんのほうが小顔ちゃん。造形として美人かと思われますが、実は大きな瞳がそれほど似合わないような。

お顔のふっくらしたオビツさんは、キャンバスとなる顔面が大きいぶん描きやすい感じがします。また大きな瞳が似合います。いろんなお顔を作れる遊びがある気がする。

 

ペイントからはずれますが、植毛はアゾンさんのほうがしっかり植わっています。もみあげまでしっかりあるのが素晴らしい。

オビツさんは正面からわかるレベルでハゲのある個体があり、もみあげはありません。私が植毛に手を出した大きな理由です。

 

どちらも充分に遊べるボディがあり、見事に一長一短あります。

作りたいドールによって、上手に選んでいきたいと思います。